FBGひずみ技術交流会(オンライン)

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ひずみゲージの一種であるFiber Bragg grating (FBG)の利用技術共有を目的として交流会を開きたいと思います。

FBGはブラッグ格子が書き込まれたシングルモード光ファイバー素子です。高精度ひずみゲージとして機能することも広く知られ、非破壊検査・防災分野で活用されてきました。近年、物性分野へも広がりを見せ、極限環境中(極低温・強磁場・超高圧)の物質のひずみ計測に活用されています。 物性研でも超高速100MHz測定技術の開発、1000テスラ超強磁場中の磁歪計測、2ch計測、ミリ秒パルス中での高精度計測などが始まっています。

物性分野では測定対象・条件が多岐にわたり、うまく測定できる場合そうでない場合があります。 対象に応じてひずみの大きさ、ひずみ変化の速さ、FBGに求める耐久性にかなりバリエーションがあります。 ともなう最適な光学検出系の工夫、測定対象への接着固定方法も変わってくる考えられます。 この問題解決には多面的思考とアプローチが必要ですが、個グループの取り組みではアイディアも絞られ、時間を要すことがあります。 特に接着方法は各利用者の職人的勘に頼る部分が大きいために、文献での技術共有もしづらい要素だと考えられます。

そこで本会では物性、防災など分野横断的にFBG利用における下記要素(のいずれかでも)を共有いただくことで、日々の利用状況の整理や、ご自身の解決したい問題へのヒントを見つける機会にしていただければ幸いと思っております。 ある利用者のなにげない工夫が、他の利用者の抱える問題をスピード解決することや、FBG利用の幅を広げる知見が得られると期待しています。

  • ひずみ計測の目的と求める計測の特徴(大きさ・精度・速さ・耐久性・簡便さ etc...)
  • 光検出系の概要
  • 固定方法
  • 達成度、解決したい問題点
また、FBG以外のひずみゲージ(抵抗型、キャパシタンス型、X線など)を利用される方との交流も非常に有益と考えられます。また、超音波技術との関連も深いと認識しています。ぜひご参加いただけますと幸いです。

fbg01



スケジュール
2021年2月22日(月曜日)
16:00 - (UTC+9)
ZOOMアドレスはここから。
発表はできるだけ英語でお願いします。
      Useful information
      16:00 Japan (UTC+9) = 8:00 Germany (UTC+1) = 0:00 Los Alamos (UTC-7)




      16:00-16:05 (UTC+9)
      池田暁彦 (東大物性研)
        “Opening.”


      Session 1 (座長: 三宅厚志 東大物性研)

      16:05-16:20
      M. Jaime (Los Alamos NHMFL)
        "Strain-lag and other FBG challenges in pulsed field dilatometry of small samples."

      16:20-16:35
      R. Schoenemann (Los Alamos NHMFL)
        "FBG measurement techniques at the MAGLAB"

      16:35-16:50
      S. Thomas (Los Alamos NHMFL)
        "FBG measurements under hydrostatic pressure"

      16:50-17:05
      米澤進吾(京大物理)
      「FBGを使ったSrTiO3およびSrxBi2Se3の多軸ひずみ測定」

      17:05-17:20
      谷口諒(京大物理)
      「FBGを使った多軸ひずみ測定の技術開発」


      17:20-17:30
      10 min for break & free discussion



      Session 2 (座長: 米澤進吾 京大物理)

      17:30-17:45
      于 豊銘(東大生産研)
      「FBGを用いた耐熱性に優れるレーザ超音波可視化システムの構築」

      17:45-18:00
      池田暁彦(東大物性研)
      「超500テスラ強磁場中でのFBGひずみ計測」

      18:00-18:15
      厳正輝(東大物性研)
      「FBG歪み計測のミリ秒非破壊型パルス強磁場への応用」

      18:15-18:30
      石井裕人(東大物性研)
      「S=3/2 ブリージングカゴメ反強磁性体Li2Cr3SbO8の超強磁場磁歪」


      18:30-18:40
      10 min for break & free discussion



      Session 3 (座長: 斉藤理 東大生産研)

      18:40-18:55
      今崎貴弘(cmiws)
      「FBG検出器の最新動向と重要なポイント」

      18:55-19:10
      本多史憲(東北大金研)
      「歪みゲージ法を用いた熱膨張、磁歪測定」

      19:10-19:25
      三宅厚志(東大物性研)
      「キャパシタンス法による磁歪測定の現状」

      19:25-19:40
      宮田敦彦(HLD HZDR)
      「ドレスデン強磁場施設での磁歪測定(仮)」



      19:40-19:45
      池田暁彦 (東大物性研)
        “Closing.”


      (敬称略)

    発表時間は質疑あわせて1人15分、長めも可。技術交流が主です。



参加や発表希望などの連絡先・・・・ikeda(at)issp.u-tokyo.ac.jp (池田暁彦 東大物性研超強磁場)